みどりのの農畜産物

お米の生育状況

平成23年

1月上旬

平均気温0.1度(平年比-0.6度)、5日の小寒から節分までは、冬の寒さが一番厳しい時期です。

JAみどりのの稲作は、大崎平野という広大な平野で行なわれています。大崎平野には江合川と鳴瀬川の2本の大きな河川が流れ、度重なる水害によって形成された広大な平野です。現在もその水害の名残と思われる大小無数の河川・水路があり、稲作に不可欠な水を田んぼに注いでいます。

田尻川、出来川、定川、鞍坪川、中には美女川(写真右)という不思議な名前の川もあります。その平坦な地形と水利に恵まれた自然環境があったために稲作が盛んに行なわれ、多くの人々が活動の場として集り、地域の文化が生まれました。

大崎平野にある古墳には、当時の稲作の形跡が確認されており、稲作を営む集団組織が古墳を築くほどの力を持っていたものといわれています。

広がる大崎平野
広がる大崎平野
稲作に必要な水を運ぶ川の1つ「美女川」
稲作に必要な水を運ぶ川の1つ「美女川」
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1月中旬

平均気温-1.4度(平年比-1.3度)です。

小正月前の14日、JAみどりの管内の山神社では、「どんと祭」裸参りが開催され100人ほど(うちJA関係者36人)が参加しました。鉢巻きと白さらし を巻き、口には私語を慎む為に「含み紙」と呼ばれる紙をくわえながら、米俵を担ぎ、堤燈を掲げながら山神社までの約1.5kmを練り歩き、境内の御神火の まわりで「どんと」を歌います。

道中は氷点下のいてつく寒さの中でしたが、今年もおいしいお米をつくり、皆様に無事に届けられるように、五穀豊穣と無病息災を祈願してきました。

すっかり雪化粧した水田
すっかり雪化粧した水田
氷点下のいてつく寒さの中、五穀豊穣と無病息災を祈願
氷点下のいてつく寒さの中、五穀豊穣と無病息災を祈願
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1月下旬

平均気温-2.1度(平年比-1.4度)です。

23年産米の準備が開始されています。写真左のように種の小分け作業を行い、温湯消毒を施し病害の抑制を図ります。"効き目"を最大限に生かす為、浸水温度、時間など慎重な作業となります。

1月22~23日、神奈川ゆめコープ様と生産者の交流会が開催されました。今回は、味噌づくり体験、ソーセージづくり体験、蕪栗沼での野鳥観察会などを行いました。特に消費者の方々には、沼からいっせいに飛び立つ野鳥の群れに感動していただいたようでした。

ラムサール条約では、沼周辺の田んぼも含まれる湿地帯が登録されており、「冬水たんぼ」が盛んに実施されている地域でもあります。冬になると野鳥の生息にとっては欠かせない場所となります。

温湯消毒するため種もみの小分け作業
温湯消毒するため種もみの小分け作業
数多くの野鳥に消費者は感動していました
数多くの野鳥に消費者は感動していました
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大震災後の状況

みどりの管内は内陸部のため、幸いにも津波の被害はありませんでしたが、震災の影響により田んぼには地盤の亀裂や沈下、水路の破損などの被害がありました。残念ながら、中には、一部、予定していた今年の作付けを見送る田んぼもあります。

また、当JAではカントリーエレベーターや倉庫施設の被害が大きく、特に倉庫では米袋が崩れる被害が発生し、その数は50万袋以上にも及びました。中央会やJA全農職員の方々の応援もあり約2ヶ月を要し積み直し作業が完了し、お米を無事に出荷できる状態となりました。

震災の影響により更新がおくれておりました「今月の田んぼ」についても、今月から通常通り再開し、産地の情報をお伝えしてまいります。今後とも宜しくお願いします。

5万袋が保管されている倉庫の様子
5万袋が保管されている倉庫の様子
水路修復後の様子
水路修復後の様子
【大震災後の状況】亀裂が入った農道
亀裂が入った農道
沈下した田んぼ
沈下した田んぼ
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5月

管内では、4月中旬頃から23年産米の生産にむけ、種まきなどの作業が本格的にスタートしました。断水や停電、水路の破損等が影響し、例年に比べおよそ一週間遅れとなりました。しかし、今年は天気にも恵まれたため、発芽揃いも良く、田植えも順調に進み、5月下旬にはほぼ全域で田植作業が完了しています。

今年も、生産者は地震に負けることなく、お米づくりに精を出しています。

4月中旬 種まき作業の様子
4月中旬 種まき作業の様子
5月中旬田植作業の様子
5月中旬田植作業の様子
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6月上旬

東日本大震災の影響で種まき及び田植えが1週間から10日作業が遅れていましたが、6月に入り天候が順調に推移したこともあり、現在の生育は例年と変わらない状況となりました。今後も順調に育ってくれることを願うばかりです。(写真左)

もう少しするとタマネギの収穫時期になります。今年は、病害虫の影響が少なく順調に生育しており、今後は梅雨との戦いとなります。梅雨時期は、湿気が多く病気がつきやすくなり、その合間をぬっての収穫作業は非常に大変です。(写真右)

田植え後の風景
田植え後の風景
タマネギの生育状況
タマネギの生育状況
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6月中旬

平均気温19.9℃(平年比+1.8℃)、合計降水量15.0㎜(平年比-23.5㎜)、日照時間71.5h(平年比+25.1h)です。

稲の分げつが始まりました。草丈は平年並みとなり、茎数も順調に増加しています。(写真左)

また管内では、小麦が褐色に変わり始めました。6月末からは収穫が始まりそうです。(写真右)

稲の生育様子
稲の生育様子
小麦の生育様子
小麦の生育様子
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6月下旬

平均気温22.4℃(平年比+3.4℃)、合計降水量90.5㎜(平年比+35.2㎜)、日照時間33.8h(平年比-4.6h)です。

今年は平年に比べ9日遅い6月21日に梅雨入りとなり、雨が降り続きました。雨が降ったことによりホタルが羽化し、管内の加護坊山の沢では沢山のホタルが飛んでいます。

稲の生育状況は、気温が高めに推移したこともあり順調です。(写真左)また、現在田んぼでは、活発に動き回っているカイエビの姿が見られます。カイエビとは環境の良い場所に住む巨大なミジンコのような生き物で、中干し前の田んぼに水が張っている時期にのみ見られる生き物です。

また、管内では玉ねぎの収穫時期を迎えました。(写真右)

稲の生育様子
稲の生育様子
玉ねぎの収穫
玉ねぎの収穫
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7月上旬

平均気温24.8℃(平年比+4.7℃)、合計降水量28.5㎜(平年比-28.0㎜)、日照時間51.5h(平年比+14.1h)です。

田植えは一週間から10日遅れましたが、その後の生育は順調であり、7月上旬となり草丈と茎数は平年を上回りました。また、現在、幼穂長は1㎜程となっており幼穂形成期に入ったと見られます。8月上旬には出穂する見込みです。(写真左)

また、管内では小麦の収穫が最盛期を迎えています。(写真右)

水田の様子
水田の様子
小麦の刈り取りの様子
小麦の刈り取りの様子
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7月中旬

平均気温25.7度(平年比+4.2度)、合計降水量3.5mm(平年比-56.2mm)、日照時間71.6h(平年比+34.5h)です。

7月11日には平年に比べ14日早い梅雨明けとなりました。梅雨明けとなってからは高温注意報が発表されるほど厳しい暑さが続いています。

今年は雨も少なく、からっとした天気が続いているため、いもち病の発生はほとんど見られておらず、順調な生育です。(写真左)しかし、高温によりカメムシの発生が懸念されており、生産者は暑い中、カメムシ対策のため畦畔の草刈に励んでいます。

7月中旬で管内の麦刈りが完了しました。(写真右)

順調に生育する稲の様子
順調に生育する稲の様子
小麦の収穫が終わりました
小麦の収穫が終わりました
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7月下旬

平均気温21.8度(平年比-1.2度)、合計降水量25.0mm(平年比-18.5mm)、日照時間31.7h(平年比-19.8h)です。

写真左は現在の生育の様子です。田植えは遅れましたが、中旬までは気温が高い日が続いており、出穂が早まると予想されていました。しかし、下旬となり肌寒い日が度々あり、順調に生育していた稲はここで生育スピードがダウンし、出穂期は平年並みとなる見込みです。

また、多くの圃場で減数分裂期を迎えました。この時期は低温に弱く平均気温が20度以下、最低気温で17度以下の日が続くと不稔障害が出るといわれています。肌寒い日が続いたため心配されていましたが、不稔障害は免れたようです。

また、田んぼでは今年もトンボの姿が見られるようになりましたよ。写真右がその様子です。

水田の様子
水田の様子
たんぼでは今年もトンボの姿が見られるようになりました
たんぼでは今年もトンボの姿が
見られるようになりました
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8月上旬

平均気温24.3度(平年比+0.4度)、合計降水量2.5mm(平年比‐25.3mm)、日照時間36.0h(平年比‐15.5h)です。

8月初めに多くの圃場で出穂し始め、8月6日頃には出穂期に達しました。田植えが遅れたものの平年並みの出穂です。写真左は出穂し、開花した様子です。

今年は平年に比べカメムシの発生量が多くなっています。カメムシはイネ科植物を好みます。今の時期の田んぼはカメムシにとって最高の餌場です。カメムシが稲につくと斑点米の原因となり米の商品価値が極端に落ちてしまうため、草刈時期を統一し、防除を徹底することで被害を最小限に抑えています。

また、麦刈り後の播種の遅い大豆圃場では、土寄せをしている姿が見られました。写真右がその様子です。土寄せには除草効果や倒伏防止などさまざまな効果があり、大豆栽培では土寄せが重要だと言われています。

稲が出穂し、開花した様子
稲が出穂し、開花した様子
大豆圃場で土寄せ中
大豆圃場で土寄せ中
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8月中旬

平均気温25.9度(平年比+2.4度)、合計降水量6.0mm(平年比-29.3mm)、日照時間60.1h(平年比+15.5h)です。

写真左は、現在の様子です。出穂後、順調に生育し、1週間程で穂揃期を迎えました(穂揃期とは約90%が出穂した日のことを言います)。この時期は、カメムシ防除の適期と言われており、各地域で薬剤散布が行われていました(一部を除く)。

また、中旬の田んぼには多くのイナゴがおり、人が畝を歩く度にイナゴが跳ね回っていました。イナゴは稲の葉を食べてしまうため、稲作においては害虫として扱われます。また、昔、管内の学校ではイナゴ捕獲の宿題があり、捕獲したイナゴは管内の業者に販売して学校の教材代等に活用したそうですよ。

出穂して順調に生育する稲
出穂して順調に生育する稲
稲穂でひと休みするイナゴ
稲穂でひと休みするイナゴ
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8月下旬

平均気温22.0℃(平年比-0.9℃)、合計降水量32.5㎜(平年比-36.9㎜)、日照時間28.6h(平年比-23.7h)です。

8月の後半に入っても極端に気温が下がることはなく、生育は順調に推移してます。

写真左は生育の様子です。出穂後 積算温度が1000度を超えると刈取り適期になります。

東日本大震災の影響で種まきや田植えが遅れましたが、稲刈りは9月下旬から始まる見込みです。あと1ヶ月くらいで稲刈りの時期です。品質の良い美味しいお米が収穫できればと願っています。また写真右は、夏の野菜オクラの花です。今がやわらかくとてもおいしい時期です。

頭を垂らす稲穂
頭を垂らす稲穂
オクラの花
オクラの花
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9月上旬

平均気温23.6℃(平年比+2.0℃)、合計降水量39.0㎜(平年比-5.8㎜)、日照時間47.4h(平年比+5.4h)です。

9月に入り台風の影響で気温はそれほど下がらないものの日照時間は短くなってしまいました。現在は、田んぼまわりの草刈りも終わり、稲刈りの準備に入るところです。

写真は、現在の田んぼの様子です。毎年9月下旬になると雨が多い時期に入ります。雨が降らないことを祈る日々が続きそうです。もう少しで刈取適期に入ります。

右の写真は、この時期行われる玉ねぎの播種状況です。9月上旬に播種をしたものです。少しずつ芽がでているのがわかります。苗を育てるこの時期が一番大切な時期になります。

稲刈り間近の田んぼの様子
稲刈り間近の田んぼの様子
芽を出したタマネギ
芽を出したタマネギ
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9月中旬

平均気温22.6度(平年比+3.0度)、合計降水量96.0mm(平年比+28.3mm)、日照時間29.2h(平年比‐10.8h)です。

写真左は、現在の様子です。緑色だった穂はすっかり垂れ、黄金色に変わり、刈り取り時期はすぐそこまで近づいています。しかし、台風が近づいており、刈り取りは予定より少し遅れてのスタートとなりそうです。

また、写真右は9月12日に撮影したもので、放射能検査用稲の刈り取り様子です。宮城県では収穫前の予備調査と本調査が行われ、その結果、管内では放射性セシウムが「不検出」となりました。

刈り取り適期を迎えた稲穂(美里町)
刈り取り適期を迎えた稲穂(美里町)
稲刈りの様子(大崎市松山)
稲刈りの様子(大崎市松山)
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9月下旬

平均気温16.4℃(平年比-0.9℃)、合計降水量243.0㎜(平年比+181.7㎜)、日照時間52.7h(平年比+11.8h)です。

台風により刈り取りは少し遅れましたが、その後の天気は順調で、早いところでは23日頃から刈り取りがスタートし、現在は最盛期を迎えております。管内のカントリーエレベーターはフル稼働です。写真左は荷受の様子です。また、米倉庫にも続々と米が運ばれ始め、26日には23年産米の初検査が行われました。写真右は、米検査の様子です。

また、放射能検査の結果、9月29日に宮城県全域で出荷制限が解除されました。
 JAみどりのでは、検査機器を導入し、独自調査を実施していきます。

カントリーエレベーター米荷受の様子(美里町)
カントリーエレベーター米荷受の様子(美里町)
米検査の様子(美里町)
米検査の様子(美里町)
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10月上旬

平均気温13.6℃(平年比-2.1℃)、合計降水量57.5㎜(平年比+8.9㎜)、日照時間66.0h(平年比+23.3h)です。

管内では、稲刈りも終盤に向かっています。
 乾燥・調整施設を持つ人は、刈り取った籾をその施設に運び、そこで作業を行っています。写真左はその様子です。
 生産者の中には共同で作業を行っている方もおり、コンバインを操作する人、籾を運ぶ人、乾燥・調整を行う人と分担して作業を行っているんですよ。また、生産者が自ら乾燥・調整を行った米は管内の倉庫に運ばれ、検査員により検査が行われます。10月上旬現在、JAみどりのの一等米比率は84.5%となっています。

また、10月6日からはAコープやみやぎ生協等では早速23年度産の新米が発売開始となりました。

自前の乾燥・調整施設で出荷準備(大崎市田尻)
自前の乾燥・調整施設で
出荷準備(大崎市田尻)
新米販売スタート!(みやぎ生協利府店)
新米販売スタート!(みやぎ生協利府店)
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10月中旬

平均気温14.6℃(平年比+0.7℃)、合計降水量22.0㎜(平年比-10.9㎜)、日照時間50.3h(平年比+3.5h)です。

写真左は田んぼに残った藁を梱包している様子です。藁は家畜にとって貴重な餌となるため、稲刈りが終わると、畜産農家では1年間分の餌を集める「藁上げ」が始まります。
※地震後は放射能の問題がありましたが、23年産については検査の結果、管内の調査区全てで不検出となっており、餌として与えることが認められています。

また、現在、管内の田んぼには雁が訪れています。9月末頃から見られるようになり、その数は現在で約5万羽となっています。写真右は餌とする落穂を拾いに田んぼへ飛来した雁の様子です。

田んぼに残った藁を梱包している様子
田んぼに残った藁を梱包している様子
落穂を拾いに田んぼへ飛来した雁の群れ(大崎市田尻)
落穂を拾いに田んぼへ
飛来した雁の群れ(大崎市田尻)
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10月下旬

平均気温13.7度(平年比+2.4度)、合計降水量24.0mm(平年比-16.3mm)、日照時間51.0h(平年比-3.7h)です。

左の写真は、小麦を播種している様子です。品種は「ゆきちから」という品種です。

ゆきちからは、製パン適性及び中華めん適性に優れる品種です。稲刈りが終了した後に播種が始まります。小麦の管理は、適期の播種、適期の追肥、病害虫防除などです。

近年は、除草対策も重要な管理となってきました。

右の写真は、湿害防止等のため田んぼに溝を掘っています。小麦は畑作物なので播種する際は必ず行なう作業です。

小麦は、収穫時期が遅れると品質低下し減収します。収穫は、梅雨時期と重なるため、晴れ間を見ながら刈取り作業をいそぎます。まさに天候との戦いです。

品質のよい小麦が収穫できるよう生産者はおてんとうさんに祈りながら作業をしています。

小麦を播種している様子(大崎市田尻)
小麦を播種している様子
(大崎市田尻)
湿害防止等のため田んぼに掘った溝(大崎市田尻)
湿害防止等のため田んぼに
掘った溝(大崎市田尻)
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11月上旬

平均気温11.0度(平年比+1.5度)、合計降水量14.0mm(平年比-10.8mm)、日照時間51.0h(平年比-0.9h)です。

管内ではガンだけではなく白鳥の姿も見られるようになりました。写真左は田んぼで落ち穂をついばむ白鳥の様子です。

10月中旬から麦の播種が始まり、11月上旬でほぼ終了となりました。10月中旬に播種した麦は芽を出し、順調に生育していますが、雁や白鳥などによる食害を受けています。雁や白鳥の主な餌は落ち穂ですが、落ち穂がなくなると、雑草等の草類を食べます。今年は特に麦の生育が良く、田んぼ一面に広がる麦の葉が目立つため、野鳥が麦圃場にも集まっています。

田んぼで落ち穂をついばむ白鳥の様子(宮城県美里町)
田んぼで落ち穂をついばむ白鳥の様子(宮城県美里町)
順調に生育する小麦(宮城県大崎市田尻)
順調に生育する小麦(宮城県大崎市田尻)
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11月中旬

平均気温8.4度(平年比+1.1度)、合計降水量12.5mm(平年比-8.9mm)、日照時間46.8h(平年比+6.6h)です。

管内には毎年たくさんの雁が飛来します。今年も10月中旬には約5万羽の雁が飛来していましたが、それからおよそ一ヶ月後の11月中旬、田んぼの近くにいた生産者は、「現在、蕪栗沼周辺には、約9万6千羽の雁がいると聞いた。また、雁は、籾のままだと餌として食べるけど皮をむくと食べないようだよ。」と話していました。その真相を蕪栗ぬまっこくらぶの方に聞いてみると、「皮をむくと食べないということはないけれど、田んぼに落ちている玄米は雨などに当たり腐っているものが多く、そのような玄米は食べないんですよ」と教えてくれました。

写真左は、現在の大豆圃場の様子です。大豆の収穫適期となり、刈取り作業がスタートしました。天候にも恵まれ順調に作業が進んでいます。

大豆圃場の様子(宮城県大崎市田尻)
大豆圃場の様子(宮城県大崎市田尻)
刈取り作業がスタート(宮城県大崎市田尻)
刈取り作業がスタート(宮城県大崎市田尻)
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11月下旬

平均気温5.4度(平年比-0.0度)、合計降水量5.5mm(平年比-15.8mm)、日照時間39.4h(平年比-6.0h)です。

写真左は、大豆を刈り取るためのコンバインです。大豆は、カラカラに乾いてから刈取りを行なわないと品質低下をまねいてしまうため、雨が降った翌日は刈取り作業が一時お休みです。

また、22日からは大豆検査が始まりました。写真右が検査の様子です。今年は虫害や病害の発生が少なく、粒張りの良い大豆となっています。

また、管内農産物の安全性を確認し、生産者や生産農家の不安を解消したいという思いから、当JAでは放射能測定装置を導入し、11月18日から農産物の自主検査を始めました。その結果は、調査したもの全てにおいて放射性セシウム不検出となっております。

大豆を刈り取るためのコンバイン(宮城県大崎市田尻)
大豆を刈り取るためのコンバイン(宮城県大崎市田尻)
大豆検査の様子(宮城県美里町)
大豆検査の様子(宮城県美里町)
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12月上旬

平均気温3.9度(平年比-0.2度)、合計降水量29.5mm(平年比+16.5mm)、日照時間35.7h(平年比-6.6h)です。

写真左は稲刈り後に藁を梱包したものです。昨年は田んぼがぬかるみ、なかなか藁上げ作業が進まず、春までかかったところもありました。しかし、今年は落水後の天気が非常に良かったことが影響し、田んぼがよく乾き、順調に作業が進んでいます。藁が雪や雨等で濡れたまま放置すると藁の湿度が高くなり質が悪くなってしまうのですが、今年は雪が降る前に藁上げ作業が終盤を迎えました。今年は質の良い藁で家畜も喜びそうですね。

また、12月8日にはJAみどりのや生協等で取り組んでいる「田んぼの生き物調査プロジェクト」の調査報告会が開かれ、基盤整備圃場において水田等の生き物を定期的に調べてきた結果、年々生き物が増えており環境が保全・向上していることが明らかになりました。写真右がその報告会での様子です。

稲刈り後に藁を梱包したもの(宮城県大崎市田尻)
稲刈り後に藁を梱包したもの(宮城県大崎市田尻)
「田んぼの生き物調査プロジェクト」の調査報告会(宮城県大崎市田尻)
「田んぼの生き物調査プロジェクト」の
調査報告会(宮城県大崎市田尻)
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12月中旬

平均気温1.0度(平年比-1.3度)、合計降水量0.0mm(平年比-8.8mm)、日照時間44.6h(平年比+5.7h)です。

12月中旬となり管内でも雪が降る季節となりました。そのような寒い中ですが、来年もおいしい米を作るために、田んぼで耕起作業を行っている姿が見られます。耕起は主に田植え前に行いますが、稲刈り後にも行うことで、稲藁の分解等を促進して土を豊かにしたり、雑草を抑える効果があるんですよ。これも農薬や化学肥料を抑えながら、お米を栽培するための技術のひとつであり、生産者は寒さに耐えながら作業に励んでいます。

写真右は麦踏みを終え、寒さに耐える麦の様子です。麦を踏むことで、耐寒性を強化し、分げつを促進する効果があるといわれており、生産者は麦が今後の寒さに負けず立派に生育するよう祈りながら、麦踏みを行います。

来年の米づくりのために寒さの中行う耕起作業(宮城県美里町)
来年の米づくりのために
寒さの中行う耕起作業(宮城県美里町)
麦踏みを終え、寒さに耐える麦の様子(宮城県大崎市田尻)
麦踏みを終え、
寒さに耐える麦の様子(宮城県大崎市田尻)
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